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◎どうしてコットンを「紡ぐ」のですか? | ![]() |
天然繊維の場合は、シルクのように糸の全長が2000m近くあるものもありますが、 ほとんどの天然繊維は、1本、1本の繊維長が何ミリと短いものが多いです。 コットンの場合は、摘み採った繊維の長さによって、「短繊維綿」(平均繊維長21mm以下)、 「中繊維綿」(平均28mmまで)、「長繊維綿」(平均28mm以上)と分類 されています。 一般的にコットンの繊維長は、21mm〜35mmぐらいです。 衣料用として使われているのは「中繊維綿」(平均28mmまで)以上ですが、 そのままでは短すぎて糸として使えませんので、 なん本か一緒に紡いで(つむいで)1本の長い糸を作ります。 このことを「紡績」と言います。 紡績されて1本の糸を作ったあとに、これから作る製品に適した糸のするために 糸に撚りを掛けることを「撚糸加工」と言います。 糸に撚りを掛けることによって、糸を強くし、毛羽たちを少なくすることがありますが、 糸の撚りを掛けるjことによって回数によっては、手触りや風合いが大きく変わります。 撚りが甘ければ空気の含有量が多いので手触りは柔らかく温かく感じられます。 逆に撚りを強くしていくと手触りが固くなり、シャリ味感が出てきて涼しく感じられるようになります。 このように撚りの回数を変えるだけでなく、太さの異なる2本の糸を撚り合わせたり、 一度撚りを掛けた糸を何本かそろえて逆方向に回転させて一本の糸にしたりする 工夫を重ねることによって様々な効果をもつ糸を作り出すことができます。 「紡糸」加工はコットンという繊維を使うために、最初に行う糸加工の工程です。 そして、みなさんが良くご存知のポリエステルやナイロンも同じことが言えます。 石油から作っている繊維ですので、原料をノズルから噴出すことによって 1本の長さが何千メートもの繊維を作り出すことが出来ます。 でも、それでは冷たい感じのするサラッとした繊維しか作れませんので それを、天然繊維のように細かくして紡糸加工をすることによって ポリエステル・ナイロンであってもフワッとした柔らかい感じがする 繊維を作ることが出来るのです。 繊維を紡ぐということはそのような意味があるのです。 |
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